貴金属暴落
さすがに上がりすぎていた貴金属が、FRB総裁交代によるドル高を材料に大下落。前から書いているように、この状況は、貴金属を昔から扱っている者にとってはよくある情景だ。特にシルバーについては、ハント兄弟の話を前に書いたことがあるのを覚えておられる方があるかもしれないが、急上昇急降下が当たり前の狭い市場である。このブログでもレバレッジをかけないことを基本とするように書いてきているので、そこは自分としては良かったと思っている。
さて、現物やレバなしのETFのポジションであるが、シルバーはともかく、ゴールドは、4000ドル台半ば(日足のMA50)で下げ止まると考えている。月足のテクニカル的にはそれでも高い(月足のMA50が2500ドル)が、より大きな波動の一部として捉えている。万一それよりも大きな月足での下げが来ても、従来の例から見て、10年後には回復しているので、現物ホルダーの場合は特に使わない限りはそのままで問題ないはずである。シルバーは日足のMA50が73ドルですでにそれに近い値まで下落している。ここを割るかどうかは、今回の変動が日足レベルなのかそうでないのかを計る目安となるので注目しておきたい。
トレードは、リスクオフを考慮して、わずかにドルスイス売り。そして、両建て気味にドル円買い。まだしばらく、FRB総裁を材料にドル高が続くかもしれないが、トランプに任命された総裁がいつまでもタカ派でいられるはずはない。ウォルシュは、パウエルとは違い、けっして頑固ではなく、時の権力者に弱いタイプである。すぐに地が出てくるだろう。あとは、Xにも書いたように、CFDでのゴールド売り。これは4000ドル半ばまでの現物ホールドのヘッジ売りである。ただ下がるのを見ているのも面白くないので。