大きく動いた
月曜は特に介入というものはなかったが、先週の流れが継続していて、リスクオフ。スイスフラン、そして、円も買われた。まあ、昔からのくせで、つい円を買ってみたくなるファンドもあるのだろう。こちらは、Xに書いたように対円でのスイスフランロングを少し減らして、ドルスイ、ユロスイでのスイス買いとしていたが、うまく動いているようだ。特にドルスイスの長期チャートはかなりよい動きになっており、下にブレークした可能性もある。ドルスイスを中心にしばらく動かしてみたい。
グリーランド問題切迫
グリーランド問題が切迫してきた。Xでは時々書いているように、この件は、トランプもその政権メンバーも本気だ。すべての筋書きを書いているスティーブンミラーが本気なので、トランプだけが簡単にTACOる話ではない。手を変え品を変え、グリーンランドの買収に向けて、攻勢を強めてくるはずだ。EUもここで簡単に引いたら、面子丸つぶれであるし、将来のロシアの侵攻にも悪影響がある。問題は長引きそうだ。欧州が対米経済制裁をした場合には、もちろんリスクオフ。まず絶対にないと思うが、部分的にでも軍事的衝突でもあろうものなら、NATOの崩壊、世界経済の破壊につながるわけで、世界史の一大転機となる。いろいろな場合を考えて、ここはまずはリスクオフに対応すべきだろう。
政局続く
サプライズ選挙で、高市政権安泰かと思われたが、とんだ伏兵が現れた。切り捨てたつもりの公明の中の知恵者である斉藤鉄夫がこんな秘策を持ち出すとは予想がつかなかった。このところ、Xでも、中国寄りのインフルエンサーの活躍もあり、また、大義名分のない解散への批判もあり、一時ほどの高市政権への圧倒的な支持は弱まっているようだ。今のところ、選挙後の予想は割れているが、政局はともかく、為替的にはどちらでも大差がないと考える。中道政党も、結局今の状況では、食料品の消費税ゼロなどの、バラマキ型の政策しか打ち出せないので、円高には進まないだろう。それほど今の日本の経済状況は詰んでいる状態だ。インフレの進行を待つほかはないだろう。
政局相場
早期解散という噂で、円安株高に振れている。中国のレアアース規制は本格的になりそうだが、在庫もあるため、その間になんとかなるだろうという予測か、あまり株価には影響していない。むしろ、高市政権の安定化と積極財政の方が材料になっている。株価の動向はなんともいえないが、円については、もし早期解散ならほぼ円安と決まったと考えて良いと思う。高市政権が安定すれば、日銀はますます金利を上げにくい環境になる。また、財政的な面から、インフレ懸念も強まり、長期国債は売られる。日本国債の利回りがあがっても、それをめがけて資金が国内還流するような流れには見えないのである。
西半球は俺のもの
昨日の米国国務省のツイートほど驚かせるものはないだろう。This is our hemisphere" (これは私たちの半球だ) 最初はフェークニュースかと思って確認したほどだ。ベネズエラはひとつの例に過ぎず、これから、西半球でアメリカに必要なものは、奪っていくという宣言だ。本当にコロンビアやグリーンランドは危ないだろう。将来的には、メキシコ、カナダも危険性がある。核大国の米国が本気になれば、国際法などは問題ではなくなる。それは国内法であっても、江戸から明治など、政治体制が変われば書き換わるのと同じだ。世界の20世紀の政治秩序は、完全に終わったと言える。ここで、トランプが、NATOに対する冷淡な態度とは異なり、日本とはそこそこの関係を保っているのは、東半球の東端にある日本は、太平洋側の中間地帯であり、ここを取られると、西半球の盟主の地位にも影響があると考えているためだろう。それは、逆に中露にも言えることなので、そこを利用して日本はうまく立ち回るしかないだろう。むずかしい21世紀になりそうだ。
ベネズエラから
明けましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。昨年は、前半円売り、後半ドル売りに賭けたのですが、年末またドル円は上がってしまいました。前半はドル円ロングでよかったのですが、後半はショートに転じて損切りの連続。全体として自分のトレードとしては不調でした。今年も難しそうですが、無理なくやっていきましょう。
銀価格壊れた
為替はクリスマスで小動きだが、その間、貴金属価格が狂乱になっている。昨晩のNYでは、銀価格がなんと1割の急上昇で、オンスが80ドルにせまってきた。もちろんATH。中国がお正月から銀の輸出に制限をかけるとかで、とにかく、現物の品薄感が尋常ではない。前から書いているように、銀の市場は非常に小さいので、このような相場になると異常な上昇を招く。素人手出し危険相場なので、自分はやっていないが、ゴールドもそれにつれて価格上昇なので、トレードは助かっている。この上昇には、いくつかの要因がある。まず基調にある長期的な紙幣への信頼低下。短期的な現物の品薄感。COMEXでの先物取引と、現物市場との乖離による先物取引への疑問などである。特に11月にCMEのデータセンターでトラブルがありCOMEXの信頼性が問題になったことも、ひとつの要素である。このうち、現物と先物などのペーパー貴金属との乖離の問題は、他の貴金属にもあり、純金信託の金の果実(1540)のプレミアムがやたらと付いていることなども同じ現象である。
一時的ドル安か
前夜にあった財務大臣の介入を匂わせる発言から、ドル円急落。ただ、円高というよりも、ドルが単独で売られている感じ。クロス円はあまり変わっていない。ドル円のロング勢が若干ポジを縮小したというところだろう。そもそも今はクリスマス相場で、メインのトレーダーはいない。相場が薄いところでの、駆け引きのレベルだろう。クリスマス中に、もうすこしドルが売られるかもしれない。
相変わらずの現金逃避
株価が上昇しているので、いわゆるリスクオフとは違うが、とにかく、貴金属の上昇は異常。現金を持っていたくないという世界的な流れが続いている。日本の長期国債は売られているが、米国債は売り、買いともあまり動きがない点も注目したい。暗号通貨も、そこそこの動き。通貨の中ではスイスフランが一番強い。現金の中では一番ましということだろう。金利は別に高くも安くもないので、要するに安全通貨ということ、むかしの円がそうだったように。この流れはまだ続きそうなので、中期では、ゴールド、ビットコイン、スイスフランを買っておきたい。余裕があれば、シルバーもいいかもしれないが、これはかなり自己責任が重くなるトレード。果たして、世界は、この先にどんな未来を予測しているのだろうか。今の流れは、世界中が「通貨の紙屑化」を恐れているとしか思えないのである。
円安止まらず
日銀発表前からすでに円安だったが、発表後、そして植田会見後もひたすら円売り。ドルストレートの動きはほとんどないため、ドル円もクロス円も、その上昇は単純に円売りだ。この利上げはかなりの重みを持っていたはずで、次の利上げまでには時間がかかる。これで、東京も、ロンドンも円売りだったということは、円安を止める方法は、介入しかないということだ。ドル円が再度160円を目指す可能性が高くなった。やはり、日米金利差はまだあること、また、日本の実質金利はまだ低いことなど、円キャリトレードの終焉とはいかないという判断なのだろう。