貴金属続落
貴金属は、チャート通り続落。金は3900ドル、銀は45ドルまで落ちてきた。日足の調整レベルは越えて、週足、月足レベルになっていきそうだ。チャートの形では、ここしばらくの異常上昇を打ち消すライン、即ち、まずは、金で3300ドル、銀で37ドルあたりまでは下げる可能性が高くなってきた。ゴールドでグラム15000円くらいだろうか。もちろん、相場なので止まることもあるが、自分としては、CFDでのロングはまだ避けていきたい。この下落は、上昇が急な時のいつものパターンで、トランプ政権が一時の安定を見せているので、そのあたりを材料に、空売り勢が仕掛けて、レバのかかったロングが崩落したものと思う。ゴールドの場合、各国の中央銀行の買いのレベルがどのあたりにあるかで止まるかのパラメーターとなるが、銀にはそういう要素はないので、さらに仕手戦的な動きとなるのである。これは度々書いて来た通り。もちろん、金への動きは世界的に変わることはないので、その「根雪」の部分は長期上昇を保証しているが、短期のトレードには注意すべき状況である。現物やETFの買いは、長期を考えて、もう少し下がればありかと思うが、レバレッジをかけたもののロングはまだまだ難しい。
日経5万
日経平均がついに5万になった。2009年のリーマンショック後に6900円になった時から考えると夢のような話である。株式投資を地道に進めていた方にはお祝いを申しあげたい。とは言え1989年のバブル最高値では38000円をつけていたのだから、そこから35年かかってようやくこの値なので、その頃以前の投資家からすれば、長く低迷を続けていたとも言える。なんでも投資はタイミングである。
穏やかな円安
高市政権の出だしは思ったよりマイルドな政策となっている。ただ、財政的には、「緊縮」というムードはなさそうだ。片山財務大臣も、古巣の財務省に挑戦的な姿勢を見せている。全体としてゆるやかな円安が継続する可能性が高そうだ。高市政権には、若い人を中心に支持率が高いようだが、部分的には、より急進的支持者からの不満が出る部分もある。ひとつはウクライナ支持、もうひとつは外国人比率を10%までというところ。このあたりに火が付くと、次の選挙ではより右派のポピュリズム的な流れが強くなり、自民党も苦しくなることも予想される。ここは中期の課題として注目しておきたい。また、維新との閣外協力では、議員定数削減の約束がかなり厳しくなっている模様だ。こちらはやや短期で注目しておきたい。
大きく変わらず
新政権だが、若干、積極財政という方向性も見えてきたようにも思う。片山財務大臣が、古巣の財務省を知り尽くしているだけに、予算規模などの拡大に舵を切ることが可能という読みもあるようだ。ということで、しばらくその傾向がとりざたされそうなので、またスイスフラン円のロングを試してみたい。今度は少し長い目でやってみようと思う。ただ、今週は米国のCPIなどもあり、また荒れそうな気配もある。また、ゴールドの下げの原因に隠れたリスクがあるという話もある。次の押し目を狙ってみたい。
貴金属の見通し
ゴールド、銀など、貴金属が大きくさげているが、下げの初動の日に書いたように、異常に上昇したことの調整の下げだと思う。これは貴金属相場ではよくあることだが、ここまでの下げの幅が相当に大きいので、10年に一度のタイプのものである可能性もある。その場合は、おおよそ半額になるというのが相場である。直前だと2011年の時がそうだが、ゴールドはオンス1800ドルまで行ったが、3年くらいで1100ドルになった。今回は、脱ドルという背景があるので、そこまでの下げはないとは思うが、日足の中期平均線の3700ドルあたりまでは注意してもいいラインではないか。少なくともそこまでは追加の買いは控えておきたい。銀やプラチナは前から書いているように、市場が小さいので、ヘッジの先物売りなどに押されて、どんどん大きく下がる可能性がある。注意しておきたい。短期と長期は分けて考えたい。
新政権発足
内閣の方向性は固まってきたが、財務大臣が、片山氏ということで、あまり金融緩和が期待できない方向性が見えそうだ。なんといっても、もと大蔵官僚(主計官)であり、財務省的考え方とそんなに違うことは難しいのではないか。維新も財政健全化主義であるし、経済政策は、これまでの継続的色彩が強くなりそうだ。株価には安定感からプラス、ドル円にはニュートラルと感じる。
小康状態
国内政局が方向性ができて、日経は続伸。現在の所、貴金属・暗号通貨も復調気味である。まずは安心というところか。為替は方向感に欠ける。貴金属の今後についてコメントをたくさんいただいたが、短期的にはやや過熱気味という点は否めない。ただ、中長期ではゴールドを中心にまだ伸びが予測される。現在持っているポジションをどうするかは、個個の相場観や、アセットの分配具合によって違うので、なんとも言いがたいが、一昨日も書いたように、特に銀については、しばらく軽くするのがいいのではないかと感じている。またチャートが安定したら次を考えたい。
なんとなく違和感
昨晩は、前日からのドル安からややドル高に移行。米国株価も、ローン懸念が後退してやや上昇と全体してはリスクオン化だが、ビットコインが大幅続落、ひさしぶりにゴールド・銀なども下落と、ここのところの主力が落ちているのが気になるところだ。特に、銀の下落率が高いところには注目したい。先日も書いたように、銀相場は、歴史的に大暴騰の後には大暴落をするのが常である。プラチナも同じ。これは、それぞれの市場が小さいため、また、通貨でないため、思惑で動く商品相場になるからである。例えば、ずっと上昇してきたオレンジジュースの相場がようやく大下落に移っているが、まあ、極論すれば、銀もプラチナも、オレンジジュースと本質的には同じである。ということで、もし、銀が暴落すれば、プラチナも同時に暴落し、ゴールドもそれに引かれて一時的に大きく下げてからゴールドは復活する、というシナリオが描かれる。
米国から来たドル安
米国のローン関係のトラブルから、ドル安発生。ドル円が下げているのも主にドル安だが、クロス円でも下げているので、円高もある。暗号通貨や、米株先物も下げているので、リスクオフ。どの程度の持続性があるのか様子を見たい。
ゴールドはどうなる
ゴールドの上昇は留まるところを見せない。月足、週足、日足、いずれもひたすら上昇。月足などはここしばらく陰線になったことがほとんどない。
税金の関係だろうが、地金は50グラム以下のものが在庫払底しており買うことができない。金ETFも、例の「金の果実」が大人気となり、基準価格が、金自体の価格に大きなプレミアがついている状態である。なぜ「金の果実」が人気があるかということはずっと以前に書いたとおりで、他の金ETFとは違い、金現物で戻してもらえるという条件があるからである。実物の担保がちゃんとしていることと、地金保存の代わりに、金融商品としての課税システムに組み込まれているということなど、色々とメリットがあるからである。このブログでも、折りにふれて、金を買うなら「金の果実」と書いてきたので良かったと思っている。