なんとなく違和感
昨晩は、前日からのドル安からややドル高に移行。米国株価も、ローン懸念が後退してやや上昇と全体してはリスクオン化だが、ビットコインが大幅続落、ひさしぶりにゴールド・銀なども下落と、ここのところの主力が落ちているのが気になるところだ。特に、銀の下落率が高いところには注目したい。先日も書いたように、銀相場は、歴史的に大暴騰の後には大暴落をするのが常である。プラチナも同じ。これは、それぞれの市場が小さいため、また、通貨でないため、思惑で動く商品相場になるからである。例えば、ずっと上昇してきたオレンジジュースの相場がようやく大下落に移っているが、まあ、極論すれば、銀もプラチナも、オレンジジュースと本質的には同じである。ということで、もし、銀が暴落すれば、プラチナも同時に暴落し、ゴールドもそれに引かれて一時的に大きく下げてからゴールドは復活する、というシナリオが描かれる。
米国から来たドル安
米国のローン関係のトラブルから、ドル安発生。ドル円が下げているのも主にドル安だが、クロス円でも下げているので、円高もある。暗号通貨や、米株先物も下げているので、リスクオフ。どの程度の持続性があるのか様子を見たい。
ゴールドはどうなる
ゴールドの上昇は留まるところを見せない。月足、週足、日足、いずれもひたすら上昇。月足などはここしばらく陰線になったことがほとんどない。
税金の関係だろうが、地金は50グラム以下のものが在庫払底しており買うことができない。金ETFも、例の「金の果実」が大人気となり、基準価格が、金自体の価格に大きなプレミアがついている状態である。なぜ「金の果実」が人気があるかということはずっと以前に書いたとおりで、他の金ETFとは違い、金現物で戻してもらえるという条件があるからである。実物の担保がちゃんとしていることと、地金保存の代わりに、金融商品としての課税システムに組み込まれているということなど、色々とメリットがあるからである。このブログでも、折りにふれて、金を買うなら「金の果実」と書いてきたので良かったと思っている。
政局はさらに混迷
昨晩のNYではパウエル演説で、QT終了と利下げの方向性が示された。そのせいもあって、今日は東京でもドル安気味。ただ、151円の強いサポートに現状は跳ね返されているが、おそらく今回は150円まではいったん行くのではないかと考えている。もうすこしゆっくりとトレードしてみたい。
相場のマグマは残る
休日の間に、トランプがTACOって、株価先物は日米とも落ち着いていたが、今日は日経は午後からだだ下がり。意外な動きになった。まだ、首相が誰になるかが決まらないという不安定さからかもしれないが、米国株価先物も下落。ビットコインも下落と、全体に落ち着きがない。唯一、爆上げ街道なのは、ゴールドのみである。自分もちょっと前からCFDでもゴールドロングをしているが、為替が動かないので、これで助かっている。テクニカル的にも行きすぎの感じだが、どこで利食うかはむずかしい。前も書いたように、何か違うステージを感じる。また、今の暗号通貨は、トランプの体制と密接な関係がある。トランプ体制に動揺が感じられれば、暗号通貨も動揺するのである(これはクルーグマンの見方だが賛成だ)。
政局は続く
国内政局は、コップの中の嵐と言えども、円の動きや株価には無関係ではない。明日は自民党の臨時両院議員総会で、いろいろな予測があるようだが、なってみないとわからないのでここでは詳述しない。どうころんでも、小党分立の状況には変化がないわけで、合従連衡の策をどうするかに尽きる。しかも、それは、自民党が政権をとってからも続くわけで(たとえば、自民党に不利な政治資金規正法案を野党多数で可決可能)、国内政治を絶えずチェックしていないと、ファンダメンタルズの分析は不可能ということだ。
相場の見通
日本の政局はまあなんとかなるだろうが、しょせん、コップの中の嵐。本命は米国だろう。可能性としてはいつものように、最初はどうなるかと思わせるがどこかで妥協が図られるというのが一番に来る。ドル円も140円から150円のレンジの繰り返しということだ。今回は148円の窓があるので、そこを埋めて、145円あたりで折り返しというのがありそうなシナリオである。まずはそのあたりまでドル円ショートで行って、適宜利食って様子見というトレードを目指したい。現状は前からの軽いドル売りだけなので、月曜からの相場でがんばりたいと思う。
相場激変
昨晩は、公明離脱の後、トランプがまた関税で吠えているなあ、あたりで寝てしまったが、起きたら相場激変。ドル円は151円ロー、ダウもナスダックも暴落。日経先物も暴落。暗号通貨も暴落。唯一値を保っているのがゴールド。なお、米国10年債は買われている。特に日経先物は、公明ショックとトランプショックのダブルパンチで凄まじい下げになっている。日本は、とりあえず首班指名までは落ち着きそうもないし、米国もトランプのTACOがまた発動されるのか、とにかく来週は不安定間違いない。手出し無用の相場である。
大政局へ
高市選出も予想外だったが、まさか公明党が離脱するとは誰も思っていなかっただろう。公明党の高市嫌いの雰囲気は総裁選の時から伝わってはいたのだが、本当に「一方的に」決裂とは驚いた。やはり、高市の力不足だと考える。連立与党をリスペクトしているなら、選出と同時に麻生を伴って、公明党に挨拶回りに行くべきだった。そのあたりから話合いに入っていれば、今回の「一方的」な離脱はなかったと思う。
急激な円安続く
ツイートの方でも書いたが、トルコリラに対しても売られている円というひどい有様である。高市の政策に対する「危惧」が中心であり、政局混迷・経済混乱をねらったファンドの投機的な円売りである。トラス・ショック(2022)と似た動きと言えよう。トラス・ショックの場合は、リスクオフとなり、株式も急落したが、そこまでは至っていない。現在の国債市場の混乱は超長期国債の利回り上昇に留まっているからである。むしろ、1992年のソロスによるポンド・ショックの方が近いかも知れない。ソロスはポンドショートでポンドドルを下げてから買い戻しを計り大利益を得た。今回の円安相場でも、ファンドは、円をさらに売り崩すことを狙っているのだろう。問題は、財務省の為替介入だが、守護神神田はもういない状態であり、また、財務省が高市に援護射撃をするとも思えない。ドル円160円くらいまでは実弾介入はないと見るべきだろう。